本部地区第132回歩こう会

「両国界隈を歩く」

令和8年4月9日(木) 参加者17名

 ( 顔の部分にマウスポインタを当てると名前が出ます 敬称略)
吉良邸跡にて集合写真
後列左より、坂井大和、木原仁博、久保博文、富山憲一、原田浩次、
山崎進弘、岡本邦雄、石井和夫、平盛秀正、高田裕治
前列左より、西牟田健、小花秀一、門田明徳、森 邦彦 、早出誠治

  4月に入り桜も散り始め、晴と雨が繰り返す中、
 晴れ間をぬって本年度第1回の歩こう会を開催しました。
 両国界隈は20年ほど前に回ったことがありますが、メインとなる江戸東京博物館が
 4年間の大規模改修工事を経て3月31日にリニューアル開館し、
 また新たに「すみだ北斎美術館」が開館するなどの目新しさがあり今回の開催となりました。
 
  定刻13時30分に両国駅を出発、まずは駅近の相撲博物館に向かいました。
 ところが某学園グループの入学式が国技館で開催されたため相撲博物館は臨時閉館ということで
 残念ながら入館できず、そのまま素通りして旧安田庭園へ向かいました。
 
  旧安田庭園は江戸初期に築造された大名庭園で、明治期に安田財閥の所有になったもので、
 かっては隅田川の水を導き潮の干満を利用した潮入り池泉回遊式庭園として知られているが、
 現在は人工的に潮の干満を再現している都会のオアシススポットだ。
 散歩する人や絵を描く人、昼寝する人達が散見された。
 
  庭園を抜けるとすぐ北側に刀剣博物館がある。
 この博物館は昭和43年の開館で日本刀を保存・公開している。
 時間の関係で一般展示場のみを鑑賞、日本刀の構造、部品類などの実物見学の他、
 実際に刀身の実物を握って持ち上げ、その重さに武士は力があったのかなと少し驚いたりした。
 
  刀剣博物館を出て関東大震災や東京大空襲の被災者を祀る東京都慰霊堂を横目に見て
 横網町公園を抜け、再度駅近の江戸東京博物館を目指した。
 
  リニューアルオープンしたばかりの江戸東京博物館に入館して6階に上がると
 江戸時代の実物大の日本橋が再現されており、橋の左手には歌舞伎場を見下ろし、
 片や右手には現在の銀座4丁目交差点のシンボル和光本店の時計塔の前身である
 「明治期の初代服部時計塔」がそそり立っている。
 
  暖簾をくぐるとそこには江戸の街並み、大名屋敷、江戸城などを再現した大型ジオラマが展開され、
 更に大名家甲冑のコレクションが展示されその美しさ細工の細やかさに見とれてしまう。
 壁側には江戸城内風景の大型屏風や将軍家の系図、大名の構成、名刀の展示等があり外国人の見学者もとても多かった。
 
  5階へ降りると江戸時代の民衆の建物・生活・風俗の実物大模型、江戸文化を代表する祭り、歌舞伎、
 書店・浮世絵等次々展開され、更に歌川広重の名所江戸百景全点の展示もあり、短時間では見尽せなかった。
 
  日本橋の下をくぐり服部時計店の一階に入ると、そこからは明治から現代にいたる文化、生活の変遷が展示されている。
 鹿鳴館のジオラマ、関東大震災で倒壊する前の浅草凌雲閣やニコライ堂の大型模型など我々が見たことがない建築物が目を引いた展示である。
 滞在1時間で退館予定時刻となり、出口に集合し次の目的地へ向かった。
 
  博物館を出て北斎通りを東に進むと10分ほどで「すみだ北斎美術館」に到着する。
 江戸期最高の浮世絵師・葛飾北斎は「すみだ」で生まれ、約90年の生涯のほとんどを「すみだ」で過ごした。
 その生家近くに2016年に開館した美術館である。
 
  若干予定時間より押していたので、ここでは常設展のみを鑑賞することとし、4Fの「北斎を学ぶ部屋」に入った。
 ここでは北斎の年代順の作品を高精細のレプリカで展示しており、有名な「神奈川沖浪裏」を含む富嶽三十六景や絶筆となった
 「富士越龍図」も見ることが出来、更に娘応為と共に創作に励む「北斎のアトリエ」模型も展示されていた。
 
  北斎美術館を出て直ぐの所に相撲の始祖とされる野見宿禰を祀る「野見宿禰神社」がある。
 境内には初代横綱・明石志賀乃助から第75代・大の里泰輝まで名前を刻み込んだ碑が立っており、皆で懐かしい名前を確認していた。
 
  時間も押しているので他の場所は省略し、帰路にある旧吉良邸跡の本所松坂町公園に立ち寄り、
 「首洗い井戸」や北斎の「吉良邸討ち入り図」を見た。
 実は北斎は吉良家家老の小林平八郎のひ孫にあたるので平八郎の奮戦を含むこの絵を描いたらしい事が見て取れた。
 
  そのまま回向院の前を通り両国駅に向かう途中、懇親会に出ないメンバーと別れ、
 ほぼ定刻に懇親会場に到着した。
 
  懇親会は折角両国へ来たのだからと「ちゃんこ鍋コース」を楽しめる会場に設定し、
 急遽会合予定が入り散策を欠席した飯箸会長も合流し、会長の発声で懇親会を開始した。
 江戸東京博物館では多くの展示物を見回ったので歩行数も1万歩を超え、疲れたと言いながらちゃんこを楽しみ約2時間。
 最後は最年長の坂井さんの一本締めでお開きとなりました。
 
  今回の出席者は以下の17名(敬称略)でした。
 
  飯箸 弘、石井和夫、岡本邦雄、小花秀一、木原仁博、久保博文、
  坂井大和、早出誠治、高田裕治、富山憲一、西牟田健、原田浩次、
  平盛秀正、森 邦彦 、門田明徳、山岸鷹雄、山崎進弘

                                  (幹事 山岸鷹雄:記)
 
           
  
刀剣博物館江戸歌舞伎
  
日本橋と江戸街並み日本橋と服部時計店
  
浅草凌雲閣 北斎 神奈川沖浪裏
  
野見宿禰神社横綱碑懇親会風景@
  
懇親会風景A懇親会風景B

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